fc2ブログ
骨粗鬆症について勉強したこと、最近の経験をご紹介していきたいと思います。
まず以前のブログで紹介したこともある、日本で新しく使用可能となった副甲状腺ホルモン治療薬についてです。今までの骨粗鬆症の薬は骨が減るのを防ぐという作用でしたが、この薬は骨を作るという作用があります、守りから攻めに変わった感じでしょうか。ただし、毎日、自分で注射しなくてはならないという最大の欠点がありました。発売以来、約30名の患者さんに使用いたしました。使用してわかったのは、骨を増やす前に痛みを和らげるということでした。ほとんどの患者さんでまず疼痛が和らいでいます。注射自体も当院では看護師さんがきちんと指導いたしますので高齢の方でも一人でやられている方も増えています。今後、骨粗鬆症では欠かせない治療薬と実感しています。
スポンサーサイト



2012.10.28 Sun l 日記 l COM(0) l top ▲

コメント

コメントの投稿