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6月27日に市民講座として講演させていただきました。約70名の方にご参加いただきありがとうございました。講演の内容は腰痛、関節痛の原因、予防、最新治療についてお話しさせていただきましたが、最近は一般の方でも医学知識を持っていられる方が多く質問の内容も専門的なものでした。今後も広く整形外科の病気、治療について講演させていただきたいと思います。ご参加よろしくお願いいたします。
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2008.06.30 Mon l 日記 l COM(2) l top ▲
最近はいろいろいやな事件が多かったですね。気がめいってしまいます。そんな中タイガーウッズの試合はすごかったです。しかも試合後の記事をみると膝前十字靭帯損傷、脛骨疲労骨折の診断というではありませんか。整形外科医ですのでよくわかりますが、普通の方では歩行することすらままならないという状況です。そんな状況でも世界トップ選手が集まるメジャー大会で優勝するのですから天才というしかありません。それよりもずばぬけた精神力の持ち主なんだろうと思います。僕も肩を痛めたときはゴルフどころではありませんでした………..でも本職の手術は痛みを押し通してやっていましたから、いくらか精神力はあるのでしょうか………….とてもウッズには及びませんが。
2008.06.23 Mon l 日記 l COM(0) l top ▲
三重県の整形外科医院にて点滴を行った患者さん数名の体調が悪くなり、1名の方がなくなるという事件が報道されました。点滴の内容はノイロトロピン(消炎鎮痛剤)、メチコバール(ビタミンB12)と生理食塩水をまぜたもので整形外科では一般的にされている薬です。
それほど副作用のない薬ですので私自身も頻繁に使用しています。その医院では1日約300人の患者さんが受診し約100名の方にその点滴を行っているとのことでした。私のところでも注射を希望される方が多く毎日50-60名は注射をしていると思いますが、正直いってこの事件は驚きです。原因は薬を混ぜて点滴を作る際に菌が入ったか、作り置きをしていた点滴内で菌が繁殖したか、注射する時に不潔になったかだと思われます。体にばい菌を注射されたようなものです。医療従事者はまず第一に清潔、不潔という言葉を覚えなくてはなりません。基本中の基本がなされていなかったのかと思われます。ちょっとした油断でおこりかねないことですので、さらに気をひきしめたいものです。
2008.06.12 Thu l 日記 l COM(0) l top ▲
5月30日より八戸準看護学院で週1回講義を行うこととなりました。他校の講義と異なり解剖学、生理学の担当です。整形外科の講義は慣れてきましたが、解剖、生理学を教えるのは初めてで、学生のころを思い出しながら準備をしました。よく言われることですが、難しいことを難しく教えるのは簡単だが、難しいことをわかりやすく教えるのは難しいです。生徒さんにわかりやすく伝わったかな?少々不安あり、ちょっと緊張してしまいました。生徒さんは高校卒業の方、一度社会に出てから学院に入った方とさまざまでしたが熱心に聴いていました。解剖、生理学って僕が学生の時を思い出してみてもなかなか難しくて途中で睡魔におそわれるものでした。わかりやすく、楽しい授業をめざしてなんとかがんばってみます。
2008.06.03 Tue l 日記 l COM(4) l top ▲