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整形外科の手術はよく大工さんにたとえられます。ハンマーにドライバー、のこぎり
と大工さんそのままの手術器械を使いますし、手術室の中はさながら工事現場みたいな
音が鳴り響きますからね。手術が終わると汗だくになります。一仕事終えたーという感じになりますね。手術が予定どうり終わった時はさらにさわやかな汗をかいだぞー、
という心境です。ですが、肩の痛い時は本当に大変でした。では続きを……..

四十肩との闘い(3)
痛みをこらえながらも、やっとのことで午前中の外来を終えました。15分ほどの昼休みを終え、手術室に向かいます。肩の痛みは相変わらずでしたので、鎮痛剤を服用しました。今日の手術は私のもっとも得意とする人工股関節置換術です。股関節(足の付け根の関節)の変形に対し、悪い部分を切除し人工の関節に入れ換える手術です。のこぎり、ハンマー、ノミを使いながら関節を組み立てます。ハンマーで叩く動作はそれほどではなかったのですが、ドライバーでねじる動作ではズキッと痛みが走りました。休みながら操作を行う姿をみて何か今日の先生はおかしいな、と思われたかもしれません。しかしながら鎮痛剤の効果もあったのか、特に問題なく終わることができました。四十肩の治療では急性期(病気になってから初期の段階)では冷やし、慢性的になったら暖めるというのが原則です。術後はすぐ肩を冷やしました。まるでプロ野球のピッチャーが降板しブルペンで肩を冷やしている感じです。すごく効果のあることを実感しました。無事に手術を終わることができたという安堵感からか、よし仕事は支障なくできる。そのうち直るさと安易に考えることにしました。
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2008.02.08 Fri l 未分類 l COM(2) l top ▲
今日は手術件数も少なく早めに仕事が終わりました。めずらしい日です。整形外科医は朝から晩まで、さらに夜中まで息つく間もなく忙しいこともあります。体を壊さない方がおかしいのかもしれませんね。そういう意味では肩の病気になったくらいですんでよかったのかもしれないです。さて、前回の続きを書きたいと思います。

四十肩との闘い(その2)
それはある日の真夜中にやってきました。突然、右肩に生じた激痛で目がさめてしまったのです。今まで経験したことのない、言葉では表現できないような痛みです。その後は痛みのため眠れませんでした。寝る姿勢を変えたり、冷えないように毛布を厚めにしたり。痛みはまったく変わりません。長い夜が明けました。痛みは相変わらず。そして肩をあげようとしても痛みのためあがりません。かるく朝食をとり、寝不足と肩の痛みに耐えながら病院に向かうため車に乗りました。運転ってこんな大変なんだ。と初めて思い知らされました。ハンドルをきるたびにズキン、ズキンと右肩に痛みが走ります。思わず声をあげてしまいました。まずまっさきに鎮痛剤と湿布を使用。なんとか午前中の診察は終えることができました。。。。。。(続)
2008.02.04 Mon l 未分類 l COM(0) l top ▲